エネルギーの話をする中で、
かならず出てくる言葉のひとつに
「波動」があります。
波動が高い、波動が低い、
波動が上がる、波動が落ちる、
波動を整える、波動共鳴など、
あなたも耳にしたことが
あるかと思います。
「波の動き」と書きますが、
波動とはまさに
エネルギーの動きのことなのです。
量子力学的にいうと
全ての物質を構成する
最小単位は素粒子であり、
素粒子というものは
常に振動しています。
振動の仕方によって、
波の性質が変わってきますよね。
高い波動、低い波動とは、
まさにエネルギーの波の状態なのです。
高い波動=細やかで激しい
=いい状態=ごきげん
低い波動=荒くて鈍い
=悪い状態=ふきげん
波動の状態は
高くなったり低くなったり、
その時の状況や環境によって、
常に変化しています。
同じ人物でも、
自分が持っているエネルギーの状態によって、
日々気分が変わるということです。
ご機嫌なときの
私たちの表情は穏やかで、
ほほえみさえ浮かんでいるでしょう。
リラックスして心地よく、
落ち着いています。
ゆとりがあって、
物ごとを冷静に判断することができます。
呼吸はゆったりとして、
深く長く静かです。
不機嫌な時はまったく逆。
表情は固くてゆがんでいて
眉間にシワがよったり、
怒りでこわばったり、
不安や焦りで沈うつなおももちだったり。
ゆとりがなく、せわしなく、
正確な判断力が低下しています。
このときの呼吸は乱れていて、
浅く短く荒いのです。
このように私たちは、
その時の状況や環境によって、
ご機嫌になったり不機嫌になったり、
鼻歌を口ずさんだりイライラしたり、
優しくなったりイジワルになったり、
エゴが強く出たり寛大になれたりします。
さまざまな種類の波動を体験しながら、
日々を過ごしているのです。
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