top of page

子供をどなってしまうのはなぜ?

執筆者の写真: スカイスカイ



イギリスからこんにちは。


レイキマスター のスカイです。




今日は、

イライラお母さんだった、昔の私の失敗談。


友達ファミリーと

ナショナルパークに遊びに行きました。


あちらの子供は3人で

もう手がかからないくらい大きくなっていました。


我が家の子供は4人。

しかも6歳、4歳、2歳、0歳・・・。


晴天に恵まれたその日、


本当だったら家族で幸せを実感できる

楽しい1日になるはずでした。



大きな公園。


夫は「僕はベビーカー押すから」と末娘を担当し、

友達ファミリーと一緒にスタスタと足早にお散歩。


・・・・ということは、私の担当はボーイズ3人!?


6歳は勝手にあっちこっち行っちゃうし、

4歳は突然「おしっこー」と言い出すし、

2歳は「疲れた、抱っこ」とせがんでくるし、


夫と友達ファミリーは振り返りもせずに

どんどん歩いて行っちゃうし・・・


もう、私のイライラは頂点に達していました。





やっと追いついた時は、

先発チームはもうソフトクリームを食べ終わる頃。


「遅いぞー」と言われ、怒りが爆発寸前。



それでも他人の前で夫婦喧嘩も恥ずかしいので、

ぐっとこらえて、


ボーイズたちにせがまれるまま

ソフトクリームを3つ買いました。



一つ目を長男へ渡し、

二つ目を次男に渡し、

三つ目を三男へ渡し、


「落とさないように、注意するのよ」


バックの中のお財布をゴソゴソ探していたら・・・


ウェ〜〜〜〜ン


いや〜な予感がして振り向くと・・・

三男が泣いています。


手にはコーンだけ・・・

地面には惨めにつぶれた白い塊が・・・・。


舌ベラで押しすぎてしまったのでしょう。

ストンと落っこちてしまった

かわいそうなアイスクリーム。


それを見た途端に、私の怒りは爆発しました。


何やってるの!

だから注意してって言ったでしょ!

もう食べられないじゃない!


まわりも顧みず、どなってしまったのです。


その時の私の顔はきっと

「鬼」そのものだったのでしょう。


息子はさらに大きな声で泣き続けました。


恥ずかしいことはやめなさい!


恥ずかしいことをしているのは、

私の方なのにね。


自分でもこんな言い方してはいけないって、

頭ではわかってる。


でも、もう止まらないのです。


息子を傷つけるとわかっていながら、

言わずにはいられない。



今、分析すると、

息子に対して怒っていたのではなく、


物事がスムーズに行かないストレスを

息子にぶつけていたのでしょう。


近くにいたイギリス人のお母さんが

静かに私に近づいてきました。


「そんなに怒らないで。

これでもう一つ買ってあげてね。」


手には1ポンドを握りしめていました。



なぜあんなに怒ってしまったのだろう?

精神的に病んでいたの?


息子は、あんな醜いお母さんの形相を見て、

何を感じたのだろうか・・・?




その数年後にレイキと出会いました。


「怒り」は好ましくないエネルギーです。


レイキには「五戒(ごかい)」という教えがあり、


「今日だけは、怒るな、心配するな・・・」と

毎朝自分に向かって唱えます。


精神的な健康を取り戻す秘訣なのです。


それを繰り返すうちに、


イライラママだった私もいつの間にか

穏やかママに変わっていきました。



過去のことを後悔しても始まらない。


怒ってしまったのなら、それは仕方のないこと。

だって、人間なんだから。


でも「今日だけは」

怒らないようにしてみませんか。


1年365日、ずっと

怒らないでいるのは難しいかもしれない。


だったら「今日だけ」と短いスパンで

チャレンジしてみてはいかがでしょうか。


* * * * * * * * *


あの時のこと、どうしても忘れられなくて、

数年前に息子に謝ったことがあります。


「ごめんね、

あの頃のお母さん、心にゆとりがなくて、

あなたのことを傷つけちゃったね・・・」



でもね、子供って意外と大丈夫なのかも。


「そんなことあったの?

子供も強くなっていいんじゃないの?」


と笑顔で答えてくれました。


閲覧数:36回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Commentaires


bottom of page